こんにちは、をうどんと申します。最近Proxmoxをよくいじっているのですが、何かQoLを上げるために活用したいと思っていました。
そこで今回はCUPS(プリンターサーバー?)をインストールすることで、家のどの端末からも印刷ができるようにしたいと思います。
少し前に構築したのでうる覚えです。メモ程度の感覚で読んでください。
今の時代に紙に印刷することなんてないって?
こういうのは印刷したいときにできるということが大事ですからね。
環境
- Ubuntu 25.04(VM, using USB passthrough)
- Ubuntu 25.04
- PIXUS MP630
- CUPS 2.4.12
CUPSとドライバーのインストールと設定
CUPSのインストール
以下のコマンドを順番に実行していけばCUPSのインストールができます。
sudo apt update
sudo apt install cups
sudo systemctl start cups
sudo systemctl enable cups以下のコマンドで動作していることを確認します。
sudo systemctl status cupsこれでCUPSのインストールは完了です。
CUPSの設定
このままではCUPSはlocalhostからのアクセスしかできないので以下のコマンドで外部からのアクセスを許可します。(ufwなどを設定していればそっちも)
# 任意のアドレスからの印刷を有効にする
sudo cupsctl --remote-any
# 外部からの管理画面へのアクセスを許可する
sudo cupsctl --remote-adminその他オプションはこちら。(https://www.cups.org/doc/man-cupsctl.html)
続いて、管理者の設定を行います。以下のコマンドで現在ログインしているユーザーをlpadminというCUPSの管理者権限を持つグループに追加します。
sudo usermod -aG lpadmin $USERブラウザでCUPSをインストールしたマシンのIPの631番ポート(マシンのIP:631)にアクセスするとweb UIに入れます。
ページ上部の[管理]をクリックするとユーザー名とパスワードを求められるので、OSでログインしているユーザーのものを入力します。
次にプリンターの追加を押すと接続されているUSBポート?が出てくるので、選択し、指示に従って設定していけば設定完了です。
メーカーをGeneric、モデルをGeneric IPP Everywhere Printerに設定し、ネットに転がっているppdファイルを使用しようとしましたがうまく認識されませんでした。
次の章で別途プリンタードライバーをインストールします。
試していないこと:こちらを使用する。うまく行けば高機能かも?
プリンタードライバーのインストール
プリンターの一覧に出てこなかった場合はドライバーをインストールする必要があります。今回は以下のドライバーをインストールしました。
sudo apt install printer-driver-gutenprint ghostscript -yそしてマシンを再起動します。
メーカはCanon、モデルはCanon MP630 series – CUPS+Gutenprint v5.3.4を選択し、プリンターが追加できれば成功です。
印刷デフォルト設定など
web UIのプリンタータブを押し、該当するプリンターの名前を押すと設定画面に飛べます。

メンテナンスと書いてあるプルダウンメニューの「テストページの印刷」を選ぶとテストページの印刷が行えます。
また、管理と書いてあるプルダウンメニューの「デフォルトオプションの設定」からデフォルトの用紙サイズなどの設定が行えます。
クライアント側の設定
Windows11
設定の[Bluetoothとデバイス]→[プリンターとスキャナー]で[デバイスの追加]を押し、追加します。読み込み時間が長めでした。
以下のように表示されました。

Android
適当なサイトを開いて共有ボタンから印刷するか、適当な画像ファイルを開いて印刷を押すとプレビューが開きます。画面上部で今回のプリンターを設定し印刷します。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ミニPCなどが余っていて家に眠っている古いプリンターがあればやってもいいかもしれない…
不満があるとすればwin11のPC(公式のドライバーを入れた気がする)にMP630を繋いでいたときはポスター印刷ができた気がしますが、CUPSからはできなくなっていたこと。
アドバイスなどあればぜひ教えてくださいませ。
ではまた!


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